2008年度 パ・リーグ規定打席到達打者 打球傾向データ


打者ゴロライナー内F外FG/FHR/OFBA/GBBA/LDBA/FBICHIRO空振/見逃DIBS
リック43.51%10.02%7.29%39.18%0.94 34.94%38.20%26.85%6.98%0.309 0.727 0.353 8.33%2.64 5.69
中島 裕之43.41%9.04%4.91%42.64%0.91 38.93%33.97%27.10%12.73%0.256 0.800 0.489 6.72%5.40 5.78
川崎 宗則57.63%10.53%5.00%26.84%1.81 35.86%38.56%25.58%0.98%0.347 0.825 0.223 14.37%3.00 5.07
栗山 巧52.34%8.30%5.32%34.04%1.33 34.07%36.08%29.85%6.88%0.313 0.821 0.314 10.58%3.36 5.75
カブレラ41.88%9.64%7.11%41.37%0.86 34.42%34.67%30.90%22.09%0.309 0.789 0.408 1.72%5.11 5.28
今江 敏晃40.11%9.75%8.08%42.06%0.80 40.68%33.29%26.03%7.95%0.264 0.829 0.328 9.40%47.00 5.77
G.G.佐藤38.58%8.64%8.33%44.44%0.73 40.40%32.77%26.83%14.58%0.208 0.929 0.380 4.81%2.88 5.94
稲葉 篤紀46.26%6.93%8.03%38.78%0.99 29.21%33.97%36.82%14.29%0.275 0.880 0.396 3.20%1.83 5.24
フェルナンデス38.15%11.64%9.70%40.52%0.76 35.04%35.26%29.70%9.57%0.277 0.833 0.296 4.48%3.11 6.03
西岡 剛44.55%9.41%5.94%40.10%0.97 30.84%34.64%34.52%8.02%0.300 0.763 0.317 13.70%3.00 5.69
田中 賢介40.80%8.20%12.42%38.58%0.80 28.21%41.39%30.39%6.32%0.304 0.730 0.330 12.33%5.67 5.84
本多 雄一58.24%9.31%6.91%25.53%1.80 32.59%39.27%28.14%3.13%0.352 0.686 0.254 16.96%3.69 3.93
松中 信彦39.25%7.76%11.09%41.91%0.74 25.38%36.81%37.80%13.23%0.328 0.657 0.314 14.39%6.58 6.03
スレッジ44.98%9.39%6.15%39.48%0.99 23.31%38.10%38.59%13.11%0.273 0.759 0.383 3.81%3.19 4.90
片岡 易之42.64%7.84%10.71%38.81%0.86 31.31%37.95%30.74%1.97%0.314 0.780 0.251 11.05%3.07 5.43
後藤 光尊45.34%10.87%6.83%36.96%1.04 23.38%36.46%40.15%11.76%0.260 0.829 0.355 5.26%10.00 4.42
高須 洋介52.49%9.38%5.87%32.26%1.38 35.69%34.54%29.77%3.64%0.246 0.781 0.300 4.93%2.17 5.68
松田 宣浩44.08%6.03%11.83%38.05%0.88 40.85%37.07%22.08%10.37%0.316 0.808 0.340 10.34%7.21 3.94
坂口 智隆53.48%7.39%9.57%29.57%1.37 28.54%39.16%32.30%1.47%0.305 0.706 0.283 15.35%5.42 4.18
ローズ35.13%9.07%6.23%49.58%0.63 24.08%34.08%41.83%22.86%0.242 0.781 0.421 4.08%4.80 5.44
山崎 武司41.49%11.08%14.18%33.25%0.88 47.33%33.21%19.47%20.16%0.267 0.837 0.337 4.07%2.11 4.75
鉄平47.70%9.49%10.03%32.79%1.11 25.67%39.11%35.22%4.13%0.250 0.829 0.259 9.59%5.50 5.70
日高 剛43.48%9.57%11.88%35.07%0.93 23.09%36.26%40.65%10.74%0.247 0.818 0.296 7.38%5.70 4.93
大松 尚逸35.29%9.09%14.71%40.91%0.63 23.94%33.73%42.33%15.69%0.189 0.706 0.327 3.60%5.64 5.03
森本 稀哲58.52%10.69%3.05%27.74%1.90 24.37%39.57%36.06%0.00%0.230 0.786 0.289 7.33%2.52 4.96
渡辺 直人48.11%9.32%4.79%37.78%1.13 33.87%37.68%28.45%0.00%0.246 0.784 0.249 10.00%3.71 6.78
中村 剛也31.28%7.54%12.85%48.32%0.51 46.71%36.58%16.71%26.59%0.232 0.667 0.384 5.49%4.40 3.95
細川 亨38.83%9.89%9.89%41.39%0.76 40.54%37.86%21.61%14.16%0.245 0.778 0.350 11.11%9.75 2.74
ブラゼル38.46%6.80%8.88%45.86%0.70 25.07%34.81%40.12%17.42%0.208 0.652 0.368 2.83%6.32 3.93





→セ・リーグ



項目の説明


【ゴロ ライナー 内F 外F】

内F=内野フライ 外F=外野フライ

これらはセット項目。
打球のうち、安打になったか否かに関わらずどういう性質のものであったか、これらの合計のうちの割合です。
例えば「ゴロ」には三塁ゴロ凡退もあれば、遊撃への内野安打もあれば、一二塁間を抜く右翼手への安打もある、といった具合。さらに併殺打も無条件でゴロに入っています。
外野フライには犠飛や本塁打も含む。
内野フライは全体のフライから外野フライを除いたもので、内野ファウルフライのようなものはここに含まれます。
ただし犠打と相手の失策・野選になった打球はこれらの勘定に入っていません。
ゴロの項目が51%であれば、その打者の放つ打球のうち51%はゴロだった、という単純な意味です。


【G/F】

ゴロ:フライの比率。値が大きいほどゴロを多く打つ打者で、低いほどフライの多い打者。
前述の項目から「ゴロ÷(内野フライ+外野フライ)」で求められるので
これも安打か凡打かには関わらず計算されます。
上下の打球の傾向を簡単に表したもの、ということで。


【左 中 右】

セット項目。
打球方向を3つに分けた上で、どの方向にどのくらの割合で飛んだかを表します。
ただ分類はなんとなくです。
左 → 三塁手、左翼手への打球と遊撃手への打球の半分
中 → 投手、捕手、中堅手への打球と二塁手・遊撃手への打球の半分
右 → 一塁手、右翼手への打球と二塁手への打球の半分
というふうに振り分けて割合を出しています。
これもやはり安打かアウトかは関係なく、犠打を含めていません。
ただし相手の失策・野選はこっちには入ってます。
というのも「三失」なんて記録があったときどういう高さの打球だったのかはわかりませんが三塁方向へ飛んだということはわかるので。


【HR/OF】

外野へ飛んだ打球のうち、本塁打になった割合。


【BA/GB BA/LD BA/FB】

BA/GB → ゴロ打球限定の打率
BA/LD → ライナー打球限定の打率
BA/FB → フライ打球限定の打率

BABIPのさらに詳しい内訳、というふうな感覚でしょうか。
ただし本塁打を含みますので、これらを総合すると分母から三振を除いた打率に等しくなります。


【ICHIRO】

ICHIRO INDEX。
内野へのゴロが内野安打になった割合。
「内野安打率」とかって名称は安打のうちの内野安打の割合を表す計算で使われたりするようで紛らわしくなるので
このプレーで印象深い日本の偉人にちなんで指標の名前をつけてみました。
苦情は受け付けます。
しかし当のイチローがこの指標でどのくらいの数値を叩き出すのかも知らないままに使うというね。


【空振/見逃】

空振り三振と見逃し三振の比率。
値が大きいほど見逃し三振に比べて空振り三振が多いことになります。


【DIBS】

偶然に多くを委ねる結果を排除するDIPSという投手評価法の打者適用版。
と言うと大それた雰囲気ですがなんとなく流用しただけです。以下の係数をベースに、見込みアウト数で割っています。

(-0.038*IF+0.076*GB+0.256*OF+0.217*LD+0.332*BB-0.129*SO+0.532*HBP)

出力の形としてはRC27(ある打者が一人で打線を構成した場合の1試合あたりの得点)みたいなものとして見ることが出来ます。
まぁ利用の仕方は適切とは言えないでしょうし、オマケで。




by 野球好き野球独り言