『ボイン』を最初に言ったのは大橋巨泉で、 広めたのが月亭可朝らしい。 「嘆きのボイン」(1969年12月発売、80万枚の大ヒットに) http://youtube.com/watch?v=XcIV66C7pkM 1.ボインは 赤ちゃんが吸うためにあるんやで お父ちゃんのものと違うのんやで ボインというのは どこの国の言葉 うれしはずかし 昭和の日本語 2.おっきいのんが ボインなら ちっちゃいのは コインやで もっと ちっちゃいのんは ナインやで 3.何で 女の子だけボインになるのんけ 腹の立つこと 嫌なこと しゃくな出来事あった日は 男やったら酒飲んで 暴れまわって憂さ晴らし 女の子なら何とする 胸にしまってガマンする 女の子の胸の中 日頃の不満がたまってる それがだんだん充満してきて 胸がふくれてくるんやで 4.上げ底のボインは 満員電車に気をつけとくなはれや 押されるたんびに 移動する いつの間にやら 背中へ回り 一周回ってもとの位置 これがホンマの「チチ帰る」やおまへんか こらホンマやで 京都の旅館で中田ボタンらとトランプ賭博に興じていたところを警察に踏み込まれたが、 とっさにトランプを裏返して「神経衰弱」に偽装し、事なきを得た。 落語のネタを忘れてしまい、「ほんまにほんまでっせ」だけを言い続け、大爆笑を取る。 遂には、それしか言わず、高座を降りた。 出前で注文したうどんを高座で食べて出番が終わったことがある。 また、高座で寝転がり本当に寝てしまい、それだけで出番が終わったことがある。 空港で荷物を乗せるベルトコンベヤーの上に乗っかり、荷物と一緒に出てきたことがある。 「シャレやがな」で済まされるエピソードには、枚挙にいとまがない。 無類の賭け事好きから、友人の立川談志をして 「あいつの人生そのものが博奕だ。」や、「落語界の横山やすしだ。」と言わしめる。 1971年、第9回参院選に全国区から無所属で出馬 『一夫多妻制の確立と、風呂屋の男湯と女湯の仕切を外すこと』を公約とするが、落選。 当時の選挙戦で選挙カーを高速道路で走らせ、そのまま演説していたというエピソードもある 当時レギュラーだった「新婚さんいらっしゃい!」など多数の番組を降板し(公職選挙法の規定による)、そのまま復帰することはなかった。 すでに仏壇が家にあるのに構わず、ギャンブルで勝ったお金でシャレで購入したという。 またそれを、魂も何も入れていないのに、蝋燭をあげたりなど供養じみたことをしていた。 そうしたら、ある日、その供養していた蝋燭が倒れ、火事になった。エイプリルフールの日の事だった。